PINARELLO(ピナレロ) スポーツサイクルまったり選び

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2022 PINARELLO DOGMA F DISK フレームセット  リムブレーキよりディスクブレーキの方が、エアロ性能が格上!?


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PINARELLO DOGMA F DISK フレームセット プルトニウムフラッシュ 販売価格935,000円 (税込)
( ;゚ω゚)これが新型第7世代「PINARELLO DOGMA F」ですか。
ピナレロの新型DOGMA Fは、PINARELLO DOGMA F12 DISKをより軽く、より応答性が高く、よりエアロに進化させた最新鋭機種。
ツールドフランスをはじめ各レースにおいて、各ブランドのエアロロードとの競争をこなしながら常に上位に食い込み、世界で最もトップレースにおける実戦慣れした機体の最新バージョンか。

PINARELLO DOGMA F12クラスになると、ある程度の走りをフレームがやってのけてしまうんですよね。
あのF12のヤバい走りが、更に進化?? 
怖すぎる……
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PINARELLO DOGMA F12 DISK
PINARELLO DOGMA F12 DISKの場合、推進性や加速面において圧倒的に体力的消費が少ないフレームでした。
またディスクブレーキ面での繊細かつ、強力な制動力がアドバンテージに。
DOGMA F12 DISKは、従来のドグマフレームよりも体力的消費が少なくなってきた印象を受けます。
あと走りがサイレント。実に静かです。
笑える位、走りが楽過ぎでしてね。剛性が高いと言うより、無抵抗に加速していく様が化け物でした。
速度が勝手に供給され、恐ろしく楽に速度が上がっていく。
(´・ω・`)乗り手のやる事が少なくなってくる位、フルオートで走ってくれます。
このPINARELLO DOGMA F12 DISKよりも、PINARELLO DOGMA Fは更に軽量化、快適性、剛性、エアロ面でスペックUPしたそうですが。
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( ;゚ω゚)実際新型PINARELLO DOGMA Fは 、相当走りが「軽く」なったとか……
「抵抗感が少ない」「静音」「無抵抗の推進性」「体力的消費がすくない」という点が印象に残っていましたが。
そこの走りの「軽さ」も加わったか。
PINARELLO DOGMA F12 DISK自体、既に完成体だと思っていたのですが。
更に進化するのか……

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今回の新型からF12とかの数字表記が廃止に。
ドグマという名称を強調したかったとか、簡素化したとか、色々な話がありますが。
実際PINARELLO DOGMA F は、PINARELLO DOGMA F12を様々な面で性能強化しています。

①シートポスト、ヘッドセット、フォーク、 TALON ハンドルシステムに細心の注意が払われており、DOGMA F12 と比較して265グラムの軽量化
フレームだけではなく、バイク全体の軽量化を図った。
DOGMA F12 より11%軽量で12%剛性も向上したフレーム。
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②リア三角形状のエアロ化&コンパクト化
シートピラーが細くなり、シートステーの位置を低く設定。
以前よりもコンパクトリア三角形状になった。
こうする事で空力性能が向上すると同時に、サドル上での振動吸収性を向上させ快適性が増している。
シートチューブとシートピラーを細くすることで、空気抵抗を更に削減。
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③電動コンポ専用。ダウンチューブ上部がフラットな形状に
旧モデルと同様に、新型2022 Dogmaは、Pinarello Dogma FDiscモデルとDogmaFリムブレーキモデルの両方用意されています。
ディスクモデルやリムブレーキモデルどちらもShimano、SRAM、Campagnoloの、最新トップスペック電子ドライブトレインを使用出来ます。
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④ボトムブラケットの周囲も12%剛性が向上。
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➄ONDA FORKを新設計。よりエアロ化に貢献

ディスクブレーキバージョンは、同等のDogma F12よりも4.8%空力特性が向上。
リムブレーキバージョンは、同等のDogma F12よりも3.2%空力特性が向上。

PINARELLO DOGMA F ディスクブレーキモデルは、リムブレーキバージョンよりもエアロ性能が高いのです。
(´・ω・`)今まではリムブレーキの方がエアロ効果が高かったのに、逆にディスクの方がエアロ性能が高いなんて……
聞いた事ないですね、そういう傾向。
とはいえ、ハイエンドモデルにリムブレーキ仕様も用意している点が面白いですね。
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ピナレロは、リムブレーキとディスクブレーキの両方のフォークバージョンを開発しなければならなかったそうで。
今回の新型オンダフォークをゼロから2回も設計する手間をかけています。
更に今回の新型ONDA FORKフォークは、新しいカーボンファイバー素材が利用可能になったため、以前より16%軽量化されたと言われています。
エアロ性能と軽量化をフォーク部でも達成しているのか。
リア三角部とフォーク部を同時に、軽量&エアロ化しているなんてちょっと恐ろしい。
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⑥PINARELLO DOGMA F DISK は軽量ヒルクライムモデルとエアロロードモデルを同時にこなせる、あらゆる地形に最適なバイク
山岳を責めたり、アタックを仕掛けたり、フィニッシュに至るストレートでパワーを発揮出来る。
このようにPINARELLO DOGMA Fはありとあらゆる局面と、ありとあらゆるライダーに対応出来るハイエンドモデルであり、今後のトップレースにおいても直接戦績に影響を与えるバイクです。
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Shimano Dura-Ace Di2(9100)とDT Swiss ARC1400ホイールで組んだDogmaF Disc(サイズ53)の完成車重量は6.8kg。
Dogma F Discフレームキットは、F12よりも11%軽量。
X-Lightに使われていた技術を転用し、3Dプリントチタン部品を使用しています。
(ヤグラパーツなどにチタン部品を使用)
3Dプリントチタンコンポーネントなどの、新しい製造方法への取り組みの結果だそうです。
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日本のTorayaT1100 1K Dream Carbonファイバーで製作。電子シフト専用リムとディスクブレーキバイクはどちらもUCI承認済み。
ディスクブレーキ仕様でもUCIレギュレーションの重量規制ギリギリの重量を達成
完成車重量 (ペダル/ボトルケージを除く):
DOGMA F DISC size 53 & SRAM RED ETAP AXS & DT SWISS ARC1400 = 6.9kg
DOGMA F DISC size 53 & SHIMANO DURACE DI2 (9100) & DT SWISS ARC1400 = 6.8kg

同様のスペックで組み立てたリムブレーキモデルでは UCI 重量規定以下になります。
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PINARELLO DOGMA F DISK フレームセット イルプションレッド
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PINARELLO DOGMA F DISK フレームセット ブラックオンブラック
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PINARELLO DOGMA F DISK フレームセット プルトニウムフラッシュ
DOGMA F には、11のフレームサイズ、16のハンドルバーサイズ、 2種類のセットバックオプションがあるシートポストを用意し、352もの組み合わせを提供できるので、可能な限り完璧なポジションを見つけることができます。


PINARELLO ( ピナレロ ) ロードフレーム DOGMA F DISK フレームセット ( ドグマ F ディスク )

2021年06月26日 トラックバック(-) コメント(-)

e-gravel Pinarello Dyodoをベースにした、プロトタイプ電動アシストユニットFSA System ebike motor


Pinarello Dyodo FSA System ebike motor
プロトタイプFSAシステムFSA System ebike motorを搭載したPinarello Dyodoですか。
(´・ω・`)FSAの新型電動自転車モーターシステムが、テスト的にPinarello Dyodoへ搭載されているのか。
FSAエンジニアが、アシストシステムを実際に使用できるようにしたのはこれが初めてだそうだ。

いきなりグラベルで、アシストモーターのテストか。ロードバイクベースではなく、グラベルモデルをベースとした点が興味深いですね。
製品の耐久度を測る、加速実験をしたかったのだろうか。

あらゆる地形で使用するために特別に設計された電動グラベル、Pinarello Dyodoグラベルをベースにしています。
( ;゚ω゚)いつの間に、こんな電動グラベルが米国市場に投入されていたんだ??
あなどれないな、Pinarello。

Pinarello Dyodo FSA System ebike motorのテストバイクは、33mm幅のMaxxis Mud Wrestlerタイヤが装着されたAGXアロイチューブレスレディホイールを含む、FSAグラベルAGXコンポーネントで構成されています。
コックピットはフレア形状のグラベル用ハンドルバーFSAK-Wing AGXバーであり、FSA SL-KACSステムとペアになっています。

FSA SL-Kカーボンチェーンセットを除いて、グループセットはすべてSRAMのForce1シリーズのものです。
サイズは58cm 重量は13.5kgです。この重量には、Shimano PDM530ペダル、2つのボトルケージ、Garminマウントとベルが含まれています。
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特大のリアハブにモーターを配置した形になるんですね。
既に開発に18ヵ月もかけているとか。
現在、メーカーにお披露目される寸前であり、主に軽量電動自転車を対象としたアシストシステムになる。
eMTBやeカーゴバイクではなく、e-roadおよびe-gravelバイクでの使用を想定している。

FSAは、幅広いサイクリングおよびバイクコンポーネントなどが最もよく知られていますが。
ハブドライブモーターの形で、最初のe-バイクアシストシステムを取り組んでいた訳ですね。

FSAは近年、Bianchi、Focus、Pinarello、Cube、KTM、Scottなどのブランドに多くの電動自転車の構成部品(専用の電動自転車システムクランクなど)を供給しています。

遂にFSAブランドが、完全な電動アシストシステムを取り組む方向性か。
(´・ω・`)しかしテストモデルに関して、電動グラベルモデルを選択したという点が興味深いです。
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アシストモーターは、バイクのトップチューブに埋め込まれた小さなボタンを介して制御されます

このシステムは、マーレの人気の高いeBikemotionシステムと多くの類似点があります。
確かにMAHLE Ebikemotion X35 +ハブドライブと似ている……

どちらも、リアハブベースの250wモーターと内部250w /hバッテリーを組み合わせて使用​​します。
マーレのシステムと同様に、FSAシステムもバイクのトップチューブに組み込まれた小さなボタンで制御されます。

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ハブベースのモーターなので、標準のクランクセットを使用可能。
ふーん、クランクベースのモーターアシストと比較して、クランクの自由度が高いのか。


プロトタイプのFSA System ebike motorの重量は、パッケージ全体で3.98kg。
これは、eBikemotionシステム3.5kgを意識した重量という事??

アシストモーターは、「エコ」グリーンモードと「ブースト」レッドモードを含む5つのアシスト設定可能。
後最大250wのアシストと42Nmのトルクを提供します。
モーター自体に、2つの統合された速度センサーとトルクセンサーを備えています。
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EUの速度制限である25km/h(米国では32km/h)を超えると、アシストがシャットダウン。
アシストシステムを切り離すと、摩擦と抵抗が最小限に抑えられ、自然なペダリング感が得られるそうです。
(´・ω・`)つまり、電源をOFFにしても自走可能なeroadアシストシステムな訳か。

航続距離は72kmを走ることが可能。
美品 ピナレロ PINARELLO プリンス FX PRINCE FX DISC ULTEGRA/DURA-ACE MIX 油圧DISC 2021年 カーボンロードバイク 49サイズ レッド

2021年01月06日 トラックバック(-) コメント(-)

「ラフな悪路を処理できるドグマ」という、大胆な意図を持ったバイクを設計 2020 PINARELLO Grevil+(グラベルモデル)

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2020 PINARELLO Grevil+(グラベルモデル)
Pinarello Grevil +は、イタリアブランドピナレロがグラベルロードというジャンルに挑んだ初めてのモデルです。


PINARELLOとしては真剣に「ラフな悪路を処理できるドグマ」という、大胆な意図を持ったバイクを設計。
更にグラベルロードとして、長時間走行した際の快適さを提供したいというポイントに重点を置いています。
シートチューブの角度、フォークの角度、ロードバイクと比較してフォークレーキはすべて微調整されているため、快適さと安定性が前面に出ています。

PINARELLO Grevil+……ドグマシリーズにも採用されている東レTORAYCA T1100 1Kカーボンを使用

PINARELLO Grevil……GREVIL +と同じ形状ですが、T700カーボンエントリーレベルバイクを使用
PINARELLO PRINCEクラスのカーボン素材です。


汚れていても美しい
Grevilはグラベルライド時において、汚れていても美しいイタリアンデザインです。
(´・ω・`)汚れた際のデザイン性まで考慮されているのか……ピナレロなりの美学ですね。
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彼らはドグマの様に、フレームの非対称デザイン「アシンメトリックフレーム」を採用。
またリア三角に注目し、チェーンステーなどにタイヤクリアランスのためのクリアランスを確保。
ロードの要素を取り込みながらも、グラベルモデルらしく長時間走行可能な快適性を重視しています。

アシンメトリックフレームによるフレーム部の非対称性はフロントトライアングルにまで及び、ダウンチューブとボトムブラケットも非対称んです。ドライブトレイン側と非ドライブトレイン側でペダルパワーの伝達効率を高める為の形状です。
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ハンドル MOST JAGUAR ULTRA GR
ステム MOST TIGER AL Aero

ヘッドセット Drop-Inベアリングシステム(1-1/8" - 1-1/2")
サドル MOST LYNX
やはりシクロクロスモデル2020 PINARELLO CROSSISTAと比べると、タイヤクリアランスを持たせる事を重視したフレーム設計ですね。
フレーム自体の反応性も、シクロクロス競技で使用する事を目的としたPINARELLO CROSSISTAの方が高そう。
逆にPINARELLO Grevil+はエアロ性能と、タイヤクリアランスを重視してきた印象。

GREVILはイタリアのデザイナーが監修しており、ダウンチューブ上部には悪魔の顔があしらわれています。
フレームの形状はDOGMA F10を踏襲。
グラベルバイクに特化した形で、専用のジオメトリーを一から立ち上げて設計。
グラベルロードは未舗装路~整備された舗装路など様々に変化した路面状態に対応しなくてはなりません。
同時に長距離&長時間走行可能な走行性能も必要な訳で。
ピナレロはその辺のグラベルに必要な要素をGREVILに落とし込んでなおかつ、イタリアンデザインにもこだわった訳です。
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フォーク TORAYCA T1100 1Kカーボンフォークフラップ 12x100mm スルーアクスル
フロントフォーク先端にはフォークフラップが配置されていた。
整流効果を生み出す事に加え、キャリパー部の保護を目的としている。

ピナレロの新型シクロクロスバイクCROSSISTと比較しても、エアロ性能を重視したグラベルフォークでしたね。
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フロントフォーク先端にはフォークフラップが配置されていた。
整流効果を生み出す事に加え、キャリパー部の保護を目的としている。
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ダウンチューブにはDOGMA F10と同様に、SHIMANO Di2のジャンクソンを内臓可能
やはりダウンチューブはF10の影響を受けているだけあってエアロ形状を追求した形状になっています


PINARELLO Grevil+は現代における最新鋭のエアログラベルバイク
ピナレロはグラベルモデルの設計に当たり、ピナレロが培ってきたエアロ形状を無視しても意味がないと判断しました。
ドグマF10向けに開発および改良されたエアロチューブの形状を、新型グラベルの設計に投入したというのが、開発の流れです。
その為本来悪路走破性を重視したグラベルモデルながら、このフレームからエアロ性能を楽しむことが出来るそうです。

実際aero Fork Flapやインタナルケーブルルーティングなどの機能を含めて観察しても、Grevil +は非常に滑らかなエアロ形状に見えますし。
その気になれば、驚くほど高速でエアロ性能を発揮するとか。
しかし、これは何よりも冒険の為のグラベルロードではあるのですが。
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コンポーネントはSRAM FORCE1のワンバイ仕様。
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ホイールサイズは700Cもいけるし650BもOK
展示品に用意されていたタイヤは「ロードプラスWTBバイウェイ 650B×47C」だそうです。
な、なんとロードプラスタイヤを装着可能なクリアランスを、シートステーやチェーンステーに持たせているんですね。

グラベルモデルPINARELLO Grevil+と、シクロクロスモデルPINARELLO CROSSISTAとの差は汎用性の高さですね。
PINARELLO Grevilは多方面での使用を視野に入れています。

ピナレロはGrevilに、700Cと650Bの両ホイールサイズに対応出来る様に設計しました。
従ってロードとしてGrevilを使用するなら、700Cホイールに25~28mmのタイヤでも可能です。
逆に砂利の多い重い悪路を走行するなら、700cホイールで最大42mmのタイヤでも装着可能。

650bまたは27.5インチのホイールならば、最大幅2.1インチまで対応可能ですので、山道や深い奥地での使用に耐えられます。
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チェーンステー部にはDOGMA K10譲りのフレックスステイを採用。路面からの衝撃吸収性を高め、なおかつ路面追従性も強化してある。

加速性と巡行性、なおかつ悪路におけるコントロール性を獲得した、エアロロード譲りのグラベルロード。
(´・ω・`)山道での使用に耐えられるドグマモデルとも言えるか……
実際DOGMA Fシリーズの走行性能をどこまで、グラベルロードとして引き継いだのか気になる所。
案外通常の路面でも、それなりに爆速だったりして。
【10%OFF】PINARELLO「ピナレロ」DOGMA F10 フレームセット 2018年モデル フレームセット

2019年12月25日 トラックバック(-) コメント(-)

ピナレロがCXモデルにエアロフレーム形状を導入した理由 2020 PINARELLO CROSSISTA



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PINARELLO CROSSISTA

ピナレロの新型シクロクロスバイクCROSSISTAが展示してありましたので見学しました。
ロードマシンから派生したエアロ形状のフレームをシクロクロスに使用していて、かなりのインパクトです。
UCI規定のタイヤサイズ700c x 32 mmに対応。UCI承認の本格レーススペックのシクロクロスモデル。

ピナレロは、シクロクロスレーシングで長い歴史を持っていました。
グランフォドモデルDOGMA K10、DOGMA F10から直接インスピレーションを得て、ピナレロは新型Crossistaでシクロクロス界に舞い戻ってきた訳です。
ピナレロとしてはエアロシククロスバイクとは呼んで欲しくないそうですが。新型Crossistaは、ピナレロのエアロロードバイクからデザインのインスピレーションを得ている事は疑いようもありません。
では、なぜエアロデザインにまでこだわったか?

(´・ω・`)要はシクロクロス人気が高まった北米市場を狙った新型シクロクロスモデルですね。
北米市場に殴り込みをかける為には、流麗なエアロフレームデザインも武器になると考えたのでしょう。
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2020 PINARELLO Grevil+(グラベルモデル)
ピナレロは北米市場向けにグラベルモデル「Grevil」とシクロクロスモデル「CROSSISTA」を新開発。
新型グラベルモデルGrevil+は、700c x 45mmまたは650b x 2.2のタイヤに適合することができるグラベル専用設計のマシンで、あらゆる角度で非対称のチューブ形状を備えています。
新型Crossistaの方はあくまでシクロクロス競技での使用を視野に置いているので、700Cのホイール専用設計の美しいシクロクロスレースバイクです。
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Crossistaはより典型的なシクロクロスジオメトリを備えたシクロクロスレースバイクで、700cホイールを中心に設計。
UCI承認のフレームには、UCI規定33mmタイヤを使用した際のマッドクリアランスを十分に確保。
ワイドクリアランスによりレース用途でなければ、なんと最大42mmのタイヤ幅が装着可能なシクロクロスモデルでもあるんですね。
(ピナレロとしては普段乗り及びトレーニング用として、42mmタイヤを使用して欲しいそうだ)
タイヤクリアランスを増やしオフロード対応のジオメトリを採用しましたが、それでもスピードのために作られたシクロクロス専用レースバイクでもあるんですけどね。
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フレームは、泥が堆積するのを防ぐためにタイヤの周りに最大クラスのクリアランスを確保するために開発されました
専用フロントフォークは50mmオフセットを持ったCrossist専用ONDAフォーク。
エアロ性能というよりは安定性や快適性を高めた、シクロクロス競技を視野に置いた専用設計フォークだ。
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フォーク T700 UDカーボン デディケイテッドONDAフォーク
12x100mm スルーアクスル(シマノ準拠)

グランフォンドDOGMA K10のデザインを踏襲しつつ、CROSSISTA専用設計ONDAフォークになっている。
グラベルモデルのGrevil専用設計ONDAフォークは、どちらかというとエアロ形状を重視しているが。
CROSSISTA専用設計ONDAフォークは強度面を優先させている印象。
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ヘッドセット Drop-Inベアリングシステム(1-1/8" - 1-1/2")
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Hold On Shoulder トップチューブ
Crossistaのトップチューブは下側が平らになっているだけでなく、担いだ際肩をより快適にするためにわずかに傾斜しています。
DOGMAモデルの様なエアロ形状を採用したシクロクロスモデルというだけではなく、シクロクロスレース時における担ぎ易さを考慮したフレーム設計になっている。

Crossistaの設計において、ピナレロは最大限のレーシング性能と汎用性を組み合わせる為に苦心しました。

このシクロクロスモデルのユニークな点は、エアロ性能を維持する事を目的としたシクロクロスバイクということですね。
未整備な路面を走破しつつ、高速に使用可能な走行性能を念頭に置いています。
またCrossistはコーナーリングなどの、テクニカルコースで最大限のパフォーマンスが保証されます。
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さらにコースを遅く移動する場合でも、パフォーマンスを改善するために、考慮されています。
シクロクロス競技中悪路を走行する際、どうしてもライダーへ伝わる振動は大きい。
その課題に対処する為、エンデュランスやグランフォンドバイクとして開発された、DOGMA K10で採用されているFlexステイデザインをCrossistにも導入。
シクロクロス競技における非整地ポイントからの衝撃に対応できる、フロントフォークとシートステーデザインになっている。
DOGMA K10の技術をフロントフォークとリア三角に活用した、義兄弟的なシクロクロスモデルとも言えるだろう。
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ハイエンドのCrossista +にはTORAYCA T1100 UDカーボンを。
ミドルグレードのCrossistaにはT700 UDカーボンを採用しています。
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フレーム設計はT700 UDカーボンで構築され、内部ケーブルルーティングと1Xまたは2Xセットアップ用のオプションを備えています。

チェーンステーは一般的な42.5mmの長さで、凹凸のあるトラックで使用する為に大幅に薄く&平らになっています。
新型シクロクロスモデルCrossistaは、旧FCX(旧2,016年モデル)よりも質の高いカーボンマテリアルも備えています。
Crossistaはhi-mod T700 UDカーボン構造にアップグレードされ、軽量化と剛性の向上を図っています。

(´・ω・`)さて、どうしてピナレロがCXモデルにエアロフレーム形状にこだわった理由は2つあります。
①ピナレロはシクロクロス競技の世界では、スピード重視のエアロ機能がますます重要になると考えたから。
②北米市場にピナレロブランドのシクロクロスモデルを売り込むには、前述した通り流麗なエアロフレームデザインは強力な武器になる。


確かに某会場内では流麗なCrossistaの姿にに脚を止めて、見学&撮影される方がいた訳ですよ。
デザイン的な意味では、結構集客面で成功しているのでは?
【20%OFF】 PINARELLO 「ピナレロ」 GAN 2019 105完成車 ロードバイク

2019年12月10日 トラックバック(-) コメント(-)

2020 PINARELLO PRINCE FX試乗体験インプレ 東レT900と東レT1100カーボンの走行感を比較してみる


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2020 PINARELLO PRINCE FX 東レT900 3K ハイストレングスカーボン
(´・ω・`)これが、DOGMA F10の技術を引き継いだ PRINCE FX……あのPINARELLO GAN RSの後継モデルでもあるんですね。
恐ろしく走りが美しいので、ちょっと驚きましたよ。

DOGMA F10には試乗していないので、流石に比較や確認できませんでしたが。
DOGMA F12とは対極的な走りでしたので、なかなか面白かったです。
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ディスクモデルPRINCE FX DISKの方に試乗希望者が集中していたせいもあって、リムブレーキモデルPRINCE FXには待ち時間も比較的短時間で試乗できました。

どうしてもディスクモデルに人気が集中してしまうのは、まあ仕方がないですね。
会場内の試乗モデルも、圧倒的にディスクモデルばかりでしたし。
逆にリムブレーキモデルに試乗したいなら、ピナレロとLOOKブースがかなりお勧めでした。

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2020 PINARELLO PRINCE FX試乗体験インプレ
もちろんPINARELLO PRINCE FXは推進性が、この上なく綺麗で美しい。PINARELLO GAN RS時代よりも走りが綺麗になっている。
こんなに綺麗に加速するエアロロードが存在するんですね……

フレームの柔らかさ、快適性、走行感の美麗さはPRINCE FXですね。
勝つ為の推進性というより、ロードを楽しむ為の推進性と言えばいいのか?
衝撃吸収性も良くて、振動がこれまた綺麗に伝わってくる。
PRINCE FXは兎に角走りが、極めて綺麗で美しい……かといって、走りが重いわけでもなく反応性も良い。
東レT900 3K ハイストレングスカーボンの影響がかなり大きいエアロロードです。
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2020 PINARELLO DOGMA F12 DISK 東レT1100カーボン
メインマテリアル「東レT900 3K ハイストレングスカーボン」「東レT1100カーボン」と比較してどうか?


DOGMA F12 DISK採用 東レT1100カーボン……スピードを作るのに、体力を必要としない。推進性において極力抵抗感を発生させない。

PRINCE FX 東レT900 3K ハイストレングスカーボン……綺麗な加速や推進性を作る。スムーズ感のある速度の伸びだ。PINARELLO GAN RSに試乗した時も思いましたが、路面状態が滑らかになる走行感がある。
もちろん推進性も強力。

(´・ω・`)DOGMA F12とPRINCE FXの速度の伸びは、かなり好みが分かれる所だろう。
DOGMA F12の場合、無抵抗感のある圧倒的パワーを誇る推進性を発揮してきます・
パワーや加速性能は圧倒的にDOGMA F12の方が格上ですが。
それでも前モデルPINARELLO GAN RS時代の頃もそうでしたが、推進性はかなり強いです。
ただDOGMA F12が怪物過ぎるんですよね……
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Concaveダウンチューブ
ダウンチューブ上部のボトル取り付け位置が凹んでいました。
あの美しい走りも衝撃的でしたが、エアロ効果も徹底的に狙ったフレーム形状でした。
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フォーク ONDA™ with ForkFlap T900
彫刻の様なONDAフォーク。
(´・ω・`)ディスクブレーキよりもリムブレーキの方が、フォーク部の美しさが際立っていた。
あと野外試乗コースにゴム板が積み重なっている悪路? みたいなコースがあったのですが。
PRINCE FXはこの悪路を、きちんと処理しつつ走行してくれましたよ。
大きい路面からの突き上げにも、強い印象。
多少路面コンディションが悪くても、対応出来るエアロロードなのでは?
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登板性能について
簡単な簡易スロープでのデーターですが。
かなり登りが「軽い」印象を受けました。
くいくいお気軽に登っていきます。もっと長距離の登りでも、どんどんこなしてくれそうな印象を受けました。
コーナーリングも滑らかだし、登りも軽いしコースの変化に強いエアロロードなんですね。
(´・ω・`)普通にこういう感想を書いていますが、よくエアロロードでこの走りが出来るな……と感心しましたよ。
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PRINCE FXなら、なんとかリムブレーキの制動力でも対抗可能。
(´・ω・`)なんというか今回試乗車がディスクブレーキばかりでしたので、どうしてもリムブレーキ試乗車の制動力が辛く感じてしまいましたよ。
人間の慣れって、怖いですね。次第にディスクブレーキの制動力が当たりまえに思えてくるのですから。
ただDOGMA F12クラスの走りには、どうしてもディスクブレーキの方が「楽」
もし制動力を重視するならPRINCE FX DISKの方が、かなり楽できるのでは?

ただ……うーん。造形的な美しさならPRINCE FXのリムブレーキなんですよね。
あまりに試乗車がディスクモデルばかりなので、妙な寂しさを覚えてしまいましたよ。
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BBはスレッド方式。
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2020 PINARELLO PRINCE FXの感想
ここ最近のPINARELLOモデル史上、最も走りが美しいロードモデルなのは間違いないです。
最近ピナレロはどちらかというと、高剛性フレーム寄りになってきていますが。
デザイン的な造形の美しさや、走行性能の美しさを求めるならかなり良モデルではないかと。
(´・ω・`)あと、特にクセが少ないエアロロードでもありますね。
特にエアロロードと意識しなくても、通常のロードの様な扱い易さがあります。
Pinarello - Dogma F8 XLight フレームセット 65%オフ

2019年11月12日 トラックバック(-) コメント(-)