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DE ROSA NUOVO CLASSICO(2021)  名車NEO PRIMATOをベースにしたイタリアンスチールモデル


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DE ROSA NUOVO CLASSICO
デローザのスチールバイク「NUOVO CLASSICO」
メタリックなラグが特徴のクラシックなスチールバイクですが……(´・ω・`)おおっ、ロゴは最新の「DE ROSA」ロゴデザインですね。
こちらも旧ロゴから、切り替わっていたのか。

とはいえデローザのスチールバイクは、見た目はレトロなスチール時代の雰囲気を味わうバイクとは一味違います。
スチールバイクが現役のレーシングバイクだった頃の性能を追及しているんですよね。
まあ、そんな中このNUOVO CLASSICOはレトロデザインを重視してきたモデルではあるんですけどね。

デローザのスチールバイクは、イタリア本国において自社開発及び生産を行っています。
つまりOEM生産とは全く別系統という形になります。
NUOVO CLASSICOもそうですが、実際フレームごとにハンドメイドでデローザスチールモデルを製作しているのです。



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DE ROSA NEO PRIMATO
NUOVO CLASSICOのベースになったNEO PRIMATOは、デローザの創業者ウーゴ・デローザがフレームビルダー時代に、Eddy Merckxのために供給したフレームが元になっている。
65年前の本格イタリアンレーシングモデルであり、デローザスチールモデルの元祖として現在も引き継がれている。
強力な加速&推進力を発揮する元祖レーシングスチールモデルで、かつてのデローザ フラグシップモデルとも言える。
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クロモリなのにかつてのレーシングモデルだけあって推進力は高め!

ぬる、ぬる、ぬる、ぬると確実かつ、上品な「ぬるっ」と継続した加速力を見せてくれました。
なんだか、独特の推進力を持ったクロモリフレームなんですね。
(クロモリモデルの中で、一番カーボンに近い強力な加速性があると思う。やはり40年前の戦闘的なフラグシップクロモリモデル)

ある程度速度に乗るとクロモリらしく巡航性能が高め。
低速時はクロモリらしく非常に心地良いし、穏やかな印象です。


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で、DE ROSA NUOVO CLASSICOは、上で紹介したDE ROSA NEO PRIMATOをベースにし開発されたスチールモデル。
つまりDE ROSA NEO PRIMATOを下地にして、ベースにフォーククラウンを設置。
更にチェーンステー部にメッキ処理を施しています。
(´・ω・`)そういう意味においては、レトロデザイン性を追及する為に、かなり手間をかけたイタリアンデローザバイクなのですよ。
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デローザの創業者ウーゴ・デローザ自らデザインした60年以上前のヘッドバッジデザインがあしらわれています。
(´・ω・`)うーん「DE ROSA」ロゴも最新ながら、定番のダウンチューブ位置に配置してありますね。
DE ROSA NEO PRIMATOをベースにしているモデルなので、走りも当時のスチールレーシングモデルの性能を再現しているとか。
低速時は穏やかですが。いざとなれば、強力な加速&推進力を発揮するレーシングクロモリモデルという事か。

クロモリなのでシルバー系パーツで組みたくなりますが、こうやってブラックパーツで組んでも精悍ですね。
実際走りがレーシーなので、レーシングスタイルでも全然いけるという事か。
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リア三角左右両側のチェーンステーとシートステーにメッキが施されていますね。
(2020年モデルよりこのデザインを導入)
ソロライドやビンテージ系ライドイベントなど、比較的落ち着いたシーンで使用するユーザーが増えたのでこういったデザインになっていったとか。

2020年モデル以前は、右側チェーンステイだけにメッキが施されていました。
つまり近年のNUOVO CLASSICOは、以前よりも更に手間暇惜しまず組み上げられた、フレームになります。

(´・ω・`)レトロデザインを重視したデローザスチールモデルですが、本性はスチールレーシングか。
なんか面白い方向性ですね。
いざとなれば、クロモリレーシング性能を発揮してバトルも可能か。
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NUOVO CLASSICO=イタリア語で「新しいクラシック」
SKの様な、エアロ性能を限界まで追求したフルカーボンエアロロードとは、また違った雰囲気があっていいですね。
伝統的な細身で美しいクロモリフレームを楽しむ為のデザイン。
あのDE ROSA NEO PRIMATOを、更にレトロにデザインしたという方向性も面白い。
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メッキラグがNUOVO CLASSICOならではの特徴。
シンプルなイタリアンカットラグになっています。
そういえばDEROSA NEO PRIMATOのラグもシンプルで、力強いデザインだったな。
1970年代と変わらないハンドメイドで制作されている点も、いいですね。
フォークはもちろんスチールですが、オプションでスレッドレスカーボンフォークにも変更可能。
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NUOVO CLASSICOは規格サイズならびにカスタムサイズともにBLACK LABELです。
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NUOVO CLASSICOの人気は、元祖NEO PRIMATOを凌ぐ……とも言われていますが。
更にレトロなデザインを追及していった事が、人気の理由かも?
DE ROSA ( デローザ ) ロードバイク フレーム NUOVO CLASSICO ( ヌーボ クラシコ ) ホワイト

2021年07月04日 トラックバック(-) コメント(-)

海外2021 De Rosa Merak Ultegra(エアロロードSK Pininfarina DISKとの比較)


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2021 De Rosa Merak Ultegra ¥620000

ツールドフランス コフィディスの使用機材「De Rosa Merak 」
2020年開催のツールドフランスにおいて初に投入された、ヒルクライム系デローザモデルですね。
同じくコフィディスの使用機材「De Rosa SK Pininfarina DISK」と簡単な比較をしてみましょう。
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De Rosa SK Pininfarina DISK
ちなみにDE ROSA SKはエアロロードで、平地に強い。
体力的負荷が極端に少ないのに爆速が楽しめる、エアロロードです。
特に最近更に剛性面を上げてきていまして、怖い位速度が伸びていくのに全然体力を使っている感覚が皆無。
まあデローザモデルにおいては、最強クラスのエアロロードモデルですね。
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2021 De Rosa Merak Ultegra
対するDe Rosa Merakはフレーム重量800gと軽量性にこだわっていて、ヒルクライム寄りに製作されたモデルですね。
特にダンシング時やヒルクライム時に、Merakの走行性能が生きてきます。
更に平地においてもかなりの推進性を発揮しますね。
平地でのスプリント時において、かなりの速度の伸びを見せてくれます。
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フレームの特徴として、ダウンチューブやチェーンステーはパワフルな形状。
逆にトップチューブやシートステーは細く、繊細な形状になっています。
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フレーム Merak、カーボン
フレーム重量 800g
ホイール Fulcrum Racing 400
タイヤ Continental Grand Sport Race 25c

(´・ω・`)見た目はスリムで硬そうに見えるじゃないですか?
なんというか……推進性や加速性に優れた怯むライム系バイクですね。
背中を押された感覚で、体が一気に押された様な加速性を味わえます。
個人的には、それ程脚は使わなくて良かったかな。
恐らくダウンチューブや太目のチェーンステーが、推進性を担当しているんでしょうね。
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ディレイラー Shimano Ultegra 8020
クランクセット Shimano Ultegra 36-52
カセット  Shimano 11-30
基本スプリントモデルの様な加速性を発揮しながら、路面からの衝撃にも対応。
その辺はコンパクトリア三角部における細目のシートステーや、繊細なトップチューブが担当。
実際走ってみるろ不思議な事に、ロングライドモデルの様な路面追従性を発揮しながら、衝撃吸収性を発揮します。
(今までのロードにはない、かなり異様な走りは結構インパクトがあります)

その上で、どんどん加速していってくれるのですからね。
楽しく長距離を乗る為のバイクというよりは、レースでライバルを撃墜する為の走りが得意ですね。
ある意味、トップモデルに近い戦闘力を有しています。
少なくとも優雅な旅客機ではなく、戦闘機ですね。
平地にかなり強い、ヒルクライム系モデルと言ってもいいかも。
しかも扱い易く、乗り易い点もポイント。
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ブレーキ Shimano Ultegra 油圧式ディスク
コーナーリングや登り坂など、路面変化に強いですね。
(´・ω・`)んー? もし複雑なコースや、アップダウンが激しいコースだったら、間違いなくDe Rosaモデル中「Merak 」が最強でしょうね。
状況変化に、一番対応出来るヒルクライム系レーシングモデルだと思う。
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初代MERAKは軽量アルミモデルだったそうですが、もしかしたらその走りを現在の技術で再現した走行性能かもしれませんね。
MERAKという名称のバイクは、2000年に初代アルミモデルが世界制覇してから継続して販売。
2000、2004、2010年モデルを得て、遂に第四世代に当たる歴史のある名モデルです。

フレーム形状は2010年モデル、第三世代MERAKの形状を、多少引き継いでいます。
まあ、2020年モデルからコンパクトリア三角形状にはなりましたが。
(´・ω・`)まあ、最新モデルとはいえ伝統を背負ったイタリアンモデルなんですね。性能も、デザインも含めて。

この海外完成車はShimano Ultegra R8020 機械式 2x11 スピードグループセット、油圧式ディスクブレーキ、Fulcrum Racing 400 ホイール仕様の完成車販売モデルになっていますね。
2021 Merakサイズ 50cm 52cm 54cm 56cm 58cm
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DE ROSA TITANIO 3/2.5
イタリアを代表するバイクブランドデローザですが、Merakの様なカーボンモデルだけではなく、金属系スチールバイクなどアルミ以外のフレームも数多く出しています。
クロモリや先日紹介したスカンジウム合金フレームを始めフレーム素材に関してはバラエティーに富んでいますね。
特に上位スチールモデルに関しては、フレームの寸法を好きにオーダー出来る。
つまり、自分の寸法に合わせたスチールフレームをオーダーする事が出来ます。
このあたりは、ウーゴ・デローザがエディメルクスにフレームを供給していた事の名残りですね。
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シフター Shimano Ultegra 8020
軽量モデルではありますが、タイヤクリアランスなども広目に確保。
(´・ω・`)特に乗るのに技術やテクニックはいらないモデルですね。
むしろ誰でも、扱える。
あと体調の変化にも強いかも。体力が有り余った時でも剛性を生かして良く走るだろし、逆に体力が落ちた際でも快適性を発揮して適度に乗れる。
ただエアロロードモデルDe Rosa SK Pininfarina DISKよりは、平地においては脚力的負荷が大きいかもしれません。

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サドル Prologo Kappa RS
しかし、海外仕様はシートポストやフォーク部もオールブラックなんだ。
シルバーのカラーリングをあしらった、国内流通モデルとはまた異なるより攻撃的なカラーリングなんですね。
オールレッドのチームレプリカCOFIDISカラー仕様の塗装は、イタリアで行われたそうだけど。
これは、どこの塗装になるんだろう??
De Rosa Merak Ultegra Road Bike (2021)

2021年07月03日 トラックバック(-) コメント(-)

DE ROSA SCANDIUM (スカンジウム)  カラー リフレクティブ


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DE ROSA SCANDIUM ( スカンジウム) カラー リフレクティブ 55  957,000円 (税込) 
( ;゚ω゚)DE ROSA SCANDIUM!
フレームにあのスカンジウム合金を採用したDE ROSAモデルか!!
仮にオーダーメイドの完全受注の場合、相当納期までに時間がかかるそうですね。
DE ROSA SCANDIUM は、デローザ高級アルミモデル「DE ROSA SESSANTA ALUMINUM」のモデル名を、「DE ROSA SCANDIUM」に変更。
フレームには名称通り、レアメタル スカンジウムを添加した 7000系アルミ合金「スカンジウム合金」を採用。
軽量性、剛性、堅牢性を獲得したフレームになっています。
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カラーはリフレクティブ。角度によって、全然色合いが違いますね。
見る角度や光の当たり具合によって見え方が変わるスペシャルペイント仕様。



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DE ROSA BLACK LABEL

DE ROSAには2つの生産ラインが存在します。
①通常の生産ライン
②カスタムモデル専用のフレーム製作ライン

カスタムモデル専用のフレーム製作ライン
DE ROSAカスタムモデル専用のフレーム製作ラインを「BLACK LABEL」と呼びます。
基本1970年代と変わらないハンドメイドでスチールを溶接して制作。

デローザの創業者ウーゴ・デローザがフレームビルダー時代に、Eddy Merckxのために供給したフレームをベースにした
DE ROSA NEO PRIMATO
や2011年モデルとして新登場したDE ROSA NUOVO CLASSICOなど多彩なスチールバイクもラインナップにある。
(素材はスチール、チタン、アルミ、カーボンなど)
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DE ROSA TITANIO 3/2.5
イタリアの職人が溶接する為に、どうしても納期がかかるという。
創始者ウーゴ氏の愛弟子が制作を担当。
(´・ω・`)やはりスチールフレーム製作に長けているだけあって、伝統のスチールフレームにもどんどんディスク化を取り入れていたりして、結構先進的。
競技用ロードレーサに、世界でいち早くチタンを採用したのもDE ROSAだったりする。
DE ROSA NEO PRIMATOもそうだけど、スチールフレームといえどどこか競技寄りの走行性能ですね。
競技向けの剛性を高めた上で、スチールフレームとしての快適性を持たせているというか。
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このDE ROSA SCANDIUMはブラックレーベル
このDE ROSA SCANDIUMは、イタリア ミラノ北部クザーノミラニーノにあるデローザ本社の工房において製作されたものです。
クザーノミラニーノにあるデローザの工房で、デローザ熟練のビルダーが製作を担当。
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チューブ接合部に、Tig溶接のビード痕を残さないスムーズウエルディング。
溶接部は、実に美しい加工がほどこされています。

フレームには軽量スカンジウム合金を使用。更にハンドルやステム、シートポスト部にはカーボンFSA K-FORCEを使用。
ステム、ハンドル、シートポスト部も軽量カーボンパーツを使用している事もあり、完成車重量が7.5kgくらいになっています。

デローザ スカンジウム ……7000番系アルミにレアメタル・スカンジウムを添加したアルミ合金フレーム。
スカンジウム合金の特徴は、軽量化と強度を併せ持つ金属です。
デローザ スカンジウムに使用されている7000番系アルミはアルミ合金の中で最も高い強度を誇ります。
7000番台は加工が難しく強度も確保しにくいですし、耐食性も確保していません。
ですのでスカンジウムを添加する事で、強度面や剛性面の確保に成功しています。
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強度面において、スカンジウム合金は信頼性の高い軍事用金属材料

海でスカンジウム合金が使用されたのは、旧ソ連の潜水艦発射弾道ミサイルの弾頭部分。
北極海に潜航した潜水艦からのミサイル発射時に、海氷を貫通する強度を弾道ミサイルに確保する為に採用。

またロシア空軍が誇る超音速戦闘機MiG-29は、旧ソ連の流体力学が投入された空力性能の優れたデザインですが。
MiG-29の機体にもスカンジウム合金が使用されています。
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ホイールはCampagnolo EURUS
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カーボンボトルケージやカーボンレ―ルのサドルもDE ROSA仕様。
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普通にアルミフレームは良く進みますが、スカンジウム合金だと更に強力な剛性を発揮した加速をしてくれますからね。
スカンジウムフレームの特性を上手く生かし、滑らかに力強く加速していく点が特徴。
(´・ω・`)タダでさえデローザのスチールフレームは良く進みますからね。
(完全にレースでの使用を目的としているかのような、謎の推進性)
多分、普通の加速に収まらない走りをするのでは?
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DE ROSA ( デローザ ) ロードバイク SCANDIUM ( スカンジウム ) リフレクティブ 55

2021年05月27日 トラックバック(-) コメント(-)

2021 De Rosa SK Ultegra完成車  デローザはイタリアデザイン&パーツブランドとの結びつきを重視している

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2021 De Rosa SK Ultegra完成車¥560000
老舗イタリア御三家のエアロロードDe Rosa SK2021年モデルです。
段々、新ロゴにも慣れてきましたね。
(´・ω・`)De Rosa SK Pininfarina DISKは、イタリア色の濃いエアロードですが。
今回は簡単に、その背景を探ってみました。
ではまず、De Rosaの生い立ちから↓



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ちなみにDe Rosaの正式名称は「ヴィーゴ・デ・ローザ・エ・フィーリ」
通称デローザ。

デローザの創業は1953年。
イタリアミラノ創業。(創業者 ウーゴ・デローザ)
ウーゴ・デローザがロードバイク製作を始めたきっかけは、イタリア人選手ファウスト・コッピのジロ・デ・イタリア優勝だった。
ウーゴ・デローザはその快挙に心を揺り動かされ、ロード製作技術を志して親戚のフィリッポ・ファッシの工房に12歳で弟子入り。
1953年18歳時に独立してデローザを立ち上げる。
1958年からはフレームビルダーと並行して、プロチームのメカニックとしても活躍。
プロレースの最前線でメカニック業務を行いながら、フレーム製作に携わっていたので選手の声をバイクに落とし込んだフレーム製作を行っていた。
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その後1974年、あのエディ・メルクスにフレームを供給。
エディ・メルクス 1974年当時において史上最高の選手と言える
絶頂期はエディ・メルクス用のフレームをDe Rosaが担当した頃だろう。
1974年から供給したという形にはなっているが、実は1973年の時点で既にメルクスへフレームを製造している。
(正式契約が1974年からという形になっている。エディ・メルクスがジロ・デ・イタリア、ツールドフランス・世界選手権の優勝を飾る「トリプル・クラウン」を達成した時期だ)

De Rosaをチームにおける公式フレーム及びメカニックに任命。
メルクスはDe Rosaに対してレース用バイクを最高の状態にするために、細かな指示を出していたとされている。
その時エディ・メルクスが愛用したフレームがUgo De Rosaが手掛けたものである。

以前はコルナゴがエディ・メルクスに機材を供給していたが、機材へのこだわりが強かった為に仲違い。
その後デローザと関係を深める事になる。
( ;゚ω゚)エディ・メルクスはレースの前日でも、フレームの改良を指示。当日朝に届けさせたりとか……相当ハードな要求だったそうですね。
ウーゴ・デローザはそんな過酷なエディ・メルクスの要求に答え続け、両者は深い信頼関係になる。
エディ・メルクスの引退後はウーゴ・デローザに指導を受け、バイクビルダーに。
ブリュッセル郊外でバイクフレームの制作工場を興した。
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イタリアハンドメイドブランドBIXXIS
(´・ω・`)余談だけどBIXXISという、デローザから派生したイタリアンハンドメイドブランドもある。
BIXXIS……デローザ社の創業者ウーゴ・デローザの次男ドリアーノ・デローザが2015年に設立したブランド。
ドリアーノ・デローザは14歳から父の工房で自転車づくりを手伝い始め、ウーゴがフレーム作りから引退した後も長年デローザ社のスチールフレームバイクづくりを支えた。
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DE ROSA TITANIO 3/2.5
デローザと言えばスチールバイクでもあるので、実に見ているだけでたまりませんね。
イタリアの職人が溶接する為に、どうしても納期がかかりますが、その分仕上がりは美しい。
ダイヤモンドフレームに銅抜きデザイン。
このDE ROSA TITANIOは、ウーゴ・デローザ氏の愛弟子が制作を担当している。


現在のデローザは家族経営で、イタリアバイク製作の伝統を引き継いでいる訳ですが。
その姿勢は、デザインやパーツ面にも及んでいる。
イタリアデザインブランドやパーツブランドとの結びつきを重視しているブランドでもあります。
De Rosa SK を製作するにあたり、イタリア高級デザインブランドピニンファリーナとコラボしたのもそういった背景があります。
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ピニンファリーナ社がデザインしたフェラーリSergio
イタリアで富裕層向けのフェラーリ、アルファロメオのデザインなどのデザイン会社ピニンファリーナが実際デザインに携わっているのですから。
非常にイタリア色が濃いエアロロードになっています。
De Rosa SK開発の際、欧州ピニンファリーナ社の風洞実験設備でエアロ性能を計測。
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60年ぶりのDe Rosa ロゴデザインの変更も、ピニンファリーナ社が手掛けている。
つまりどういう事かというと、最新のエアロロードながら性能の面でも、デザインの面でもDe Rosa SKは最新のイタリアモデルという訳ですよ。
(´・ω・`)しかも最新であると同時に、イタリアブランドと提携したデローザらしいモデルでもある。
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2021 De Rosa SK Ultegra完成車¥560000
とは言いつつも、このDe Rosa SK Ultegraは、シマノ組みだったりもします。
二代目De Rosa SKはディスクモデルのみの模様。

Pininfarina社の風洞実験設備で、エアロ性能の確認も行っている生粋のイタリアンエアロロード。
(´・ω・`)実際フェラ―リモデルなど開発で使用する、風洞実験設備をDe Rosa SKのテストに使用しているんですから凄いですよね。
「速いものは美しい」という、Pininfarinaがスポーツカーのデザインで体現してきたテーマを、そのままロードバイクに落とし込んだイタリアンデザインになっています。
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2020年モデルより、ワイヤー類は全てインターナル仕様になっています。
ディスク専用にモデルチェンジを果たした二代目DE ROSA SK Pininfarinaなんですけど。
二代目はエアロ性能だけではなく、剛性面においても強化してきたんですよ。
とはいえ、走りの美しさはそのまま残してあるという。
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幅広でボリュームを確保したBB周り。
剛性を確保し、スプリント性能も強化している。
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ハンドルバー Vision ACR Trimax Aero アロイ
ステム  FSA ACR NS アロイ

シフター/ブレーキ Shimano Ultegra R8020/R8070、油圧式ディスクブレーキ
ハンドル➝ステム→ヘッドチューブの方に内臓出来るヘッドシステムを導入。
IDOLや復活を遂げたMERAKにも採用されたFSA ACR SYSTEMシステムですね。
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タイヤ Continental Grand Sport Race 25mm
ホイールセット Fulcrum Racing 400 DB

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ブレーキ Shimano Ultegra R8020/R8070 with hydraulic disc
ブレーキキャリパー Shimano Ultegra R8020/R8070 with hydraulic disc

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フレームセット De Rosa SK Pininfarina カーボン
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フロントディレーラー  Shimano Ultegra R8000
クランクセット  Shimano Ultegra R8000 52-36T
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リアディレイラー Shimano Ultegra R8000 SS (最大30T)
カセット Shimano Ultegra R8000 11-30T
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シートポスト De Rosa SK
サドル San Marco Monza

(´・ω・`)こうして見て見ると、SKは非常にデローザの伝統をデザインの面や、製造工程においても落とし込んであるエアロロードだと思います。
走りの面においては第二世代De Rosa SKになり剛性面を上げてきた傾向。
怖い位速度が伸びていくのに全然体力を使っている感覚が皆無。
試乗体験中、再加速する際、速度の伸びがあまりに良くて度肝を抜かれました。
そういった、完璧に近いSKの走行性能もエディ・メルクスへ、バイクを製作していた伝統が引き継がれているのかもしれません
De Rosa - SK (Ultegra - 2021)

2021年05月13日 トラックバック(-) コメント(-)

海外 2021 De Rosa Idol Ultegra Di2 Road Bike (De Rosa Idolの歴史を、初代から四代目まで振り返ってみる)


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海外 2021 De Rosa Idol Ultegra Di2 Road Bike ¥480000
(´・ω・`)2021年モデルにおいて、四代目となる海外De Rosa Idolが登場しました。
2021年モデルも、2020年モデルに続き強力過ぎる仕様になっています。
2021年モデルディスク専用完成車という事で、Shimano UltegraDi2 2x11グループセットおよび油圧ディスクブレーキを備えていますが。

どうして、ここまで最新のパーツをDe Rosa Idolに投入しているのか?
それには、デローザならではの理由があるのです。

では、2007年から続くDe Rosa Idolの歴史を簡単に振り返ってみたいと思います↓
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初代 De Rosa IDOL(2007~2009)
2007モデルとして、初代アイドルが登場。以後2008、2009年と続きます。
高剛性で軽量。高レスポンスなレーシング用フレームとして開発されたそうです。
この頃は現在にも通じる弓なりフレーム形状ですね。カーボンの振動減衰性能力も高く設定。
インテグラルシートポストを、デローザが初めて取り入れた機種でもある。
レーシング性能を前面に出しており、イタリアのコンチネンタルプロチームにも供給されていた。
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二代目 De Rosa IDOL(2010~2012)
(´・ω・`)このあたりが二代目ですね。今と全然フレーム形状が異なります。
初代からモデルチェンジして、逆スロープのトップチューブ形状が特徴。
エアロチューブではなく、オーソドックスなラウンド形状。

更にフロントフォークもベントから、ストレートフォークに切りかえた点が二代目の特徴。
ダイナミックな剛性を重視し、レーシング性能を高めたアイドルです。
やはりデローザ史上初となるプレスフィットBBを採用した、当時の最新鋭デローザレーシングモデルでした。

ちなみに、2013年モデルは不明。一時的に廃盤になったのかな?(後日修正あり) 
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三代目 De Rosa IDOL(2014~2019)
現在の弓なりフレームになったのは三代目から。2014年モデルとして復活します。
基本初代De Rosa IDOLの弓なりフレームを引き継いだ形状になっています。
位置的にはミドルグレードで、初代De Rosa IDOLデザインをベースにリア三角はSUPERKINGの技術を流用。
更に当時最新鋭だったBB386を採用。
シェル幅を最大限に確保し、ねじれ剛性と伝達効率の向上を図った。

(´・ω・`)とはいえこの三代目は、まず、率直な第一印象として「扱い易い」大人のデローザでした。
乗り易い&ソフト感覚でスピードに乗ってくれましたし。

巡行性能高めで、スピードに一度乗るとすーっと走ってくれましたね。
3代目DE ROSA IDOLは、初代や二代目と比べて、推進力や加速性を強化したレーシングモデルではないです。「走行中、いかに楽が出来るか?に徹したコンフォートモデル的な位置付けでした。

あと海外においては、ディスクブレーキ仕様も確認されており、デローザにおけるディスクモデルの実験機&試作機的な役割も三代目は果たしました。
そう考えると、現在のデローザディスクモデルの先駆けとも言える存在がこの三代目IDOLでして。
かなり現在のデローザディスクモデルに影響を与えた一台なんですね。
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四代目 2020 DE ROSA IDOL DISK(2020~)
フルモデルチェンジしディスク専用フレームに。更に初代や三代目の特徴だった弓なりフレームを四代目が引きついでいます。
更にFSA ACR SYSTEMを採用。
全てのケーブルが収納され、四代目からケーブル系の露出が全然無くなってしまいましたね。
(´・ω・`)コンフォートというか快適性重視だった三代目から一気に性格を変え、四代目からはいくらか攻め姿勢&若干レース寄りになってきていますね。
剛性をパワーUPさせ、三代目よりも推進性が高いので速度を乗せることが上手です。
しかも速度に乗った後、優雅な巡行性能を発揮するんですよ。
そういう意味において、フレーム形状もレーシング性能も初代DE ROSA IDOLに近づけた感がありますね。
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海外 2021 De Rosa Idol Ultegra Di2 Road Bike
四代目2020 DE ROSA IDOL DISKは操作性の負荷が減り、なおかつレース寄りになったロングライドモデルという印象。
なおかつ扱い易さ、乗り易さは健在。
IDOLはディスク化に伴いよりフレーム形状の進化&走行性能及び底上げがなされていて、ちょっと侮れない存在になりました……
(´・ω・`)なんというか性能は正にリアルなミドルグレード。
扱い易いので上級者から初心者まで満足できますし、ディスク専用モデルとして開発された最新鋭デローザモデルでもあります。
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グループセット Shimano Ultegra Di2 R8050 SS
クランクセット Shimano Ultegra R8000
チェーン: Shimano HG601 11-Speed
カセット: Shimano Ultegra R8000 11-30T

高速で応答性が高く信頼性の高いパフォーマンスを実現するように設計されたこのDe Rosa Idol Ultegra Di2 モデルは、油圧ディスクブレーキを備えたShimano Ultegra Di211スピードグループセットを搭載。
四代目IDOLはディスク化に伴いよりフレーム形状の進化&走行性能及び底上げがなされていて、ちょっと侮れない性能です。
(´・ω・`)Shimano Ultegra Di2でも全然釣り合いがとれています。
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フォーク De Rosa Idol Super Hi-Modulus Carbon Fibre
タイヤ Continental Grand Sport Race 25mm
ホイールセット Fulcrum Racing 500 DB

ブレーキ  Shimano Ultegra Di2 R8070/R8070 Hydraulic Disc
ブレーキキャリパー Shimano Ultegra Di2 R8070/R8070 Hydraulic Disc


2020年モデルに引き続き、2021年モデルにおいてもフルクラムホイール「Fulcrum Racing 500 DB」を採用されています。
イタリアンブランドのULTEGRA DI2完成車には好んで、Fulcrum Racing 500採用される傾向ですね。
Continental Grand SportRaceタイヤも2020年モデルから引き続き継続です。
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ハンドルバー Vision ACR Trimax Aero alloy
ステム FSA ACR NS alloy
De Rosa Idolは、DeRosaラインナップにおいてかなり重要なモデルでして。
特に最新の技術を優先して、Idolに採用する傾向にあります。
ですので、Shimano Ultegra Di2や、エアロ効果を重視したVision ACR Trimax Aero alloyなど最新の仕様を採用しても、全然不思議ではないのです。
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フレーム De Rosa Idol Super Hi-Modulus Carbon Fibre
強力で軽量なスーパーハイモジュラスカーボンファイバーフレームセット
T1000とT800をブレンドしたスーパーハイモジュラスを使用し、フレーム設計されています。この構造は、軽量を維持しながら、最大の構造剛性と振動吸収を実現します。
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Di2 Battery: Shimano Di2 DN1101 Internal Seatpost Battery and Shimano Di2 BCR2 charger
Di2 Charge Port: Shimano Di2 RS910 Barend Chargeport

シートポスト De Rosa Idol
サドル San Marco Monza

ある意味De Rosa Idolは実験機というか、最新のバイク技術を試す為の機体でもあるのです。
(´・ω・`)案外、デローザのe-roadが本格的に量産される場合は、De Rosa Idolがまさかのベースになったりして。
De Rosa Idol Ultegra Di2 Road Bike (2021)

2021年03月31日 トラックバック(-) コメント(-)