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フルカーボングラベルロードNiner RLT9 RDO試乗体験インプレ  競技性を高めたグラベルロードの性能とは?

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Niner RLT9 RDO フルカーボングラベルロード
米国MTB系オフロードブランド「Niner bikes」のフルカーボングラベルロードNiner RLT9 RDOに試乗しました。
MTB系が得意なブランドではありますが、オフロードでのノウハウを生かし最近はクロモリ系、アルミ系、カーボン系グラベルロードを扱っているブランドであります。
RLT9シリーズ……Road Less Traveled(道のない道を旅しよう!)という意味で、アルミとクロモリはツーリングにもってこいの仕様になっていますが。
このフルカーボンモデル「Niner RLT9のRODという意味は
ROD……Race Day Optimized(レースの為の最適化)

Niner RLT9 RDOはフルカーボンフレームを採用し、軽量性はもちろんの事、堅牢性、衝撃吸収性を高めたグラベルモデルです。
確かに競技性を視野に置いているだけあって、悪路でも平地でも速度を出し易いグラベルモデルではありましたが。
(´・ω・`)更にツーリング色も濃いグラベルモデルですね……
仕様はフロントシングル仕様のワンバイで、リアにアルテグラRXディレーラーで組んでありました。
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スタビライザー機能OFF

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スタビライザー機能ON
(´・ω・`)やはりオフロードコースということもあり、リアディレーラーのスタビライザー機能はONにして試乗。
短距離とはいえ、オフロードコースではありますしね。
ウッドで組まれた悪路や登りもありましたし。
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Niner RLT9 RDO試乗は予約制。一人乗られていた方がいました。
MTB乗りの方がどうやらチェックされていた様です。
カーボンモデルも、トップキャップの形状がビールの蓋になっていました……

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Niner RLT9 RDO試乗体験インプレ
①走りが実に大らか! 速度を維持したり、巡行性が極めて高い!
うひょっ! 走りがダイナミックで大らか!!
なんて楽に走れるグラベルなんだろう……

真面目な話、体をフレームに預けていて安心感があった……
なんだろう? リラックスして走れる……ちょっと他のブランドにはないテイスト。
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②悪路でのコントロール性がずば抜けて高い。
悪路でも速度を維持しながら走りぬけますね……おおおっ! 
短い土コースなどが用意されていたのですが、土程度では無問題。
この程度では速度が全然落ちない。

オフロードコースに設置されたラダースロープの凹凸でも、全然怖さを感じない! 
軽い凹凸を付けたウッド製スロープでも、凹凸をこなしながら確実に走破してしまいますね。
(。´・ω・)上下の動きには強いか……左右の揺さぶりなんかはどうなんだろう?
そこまでの難所は、サイクルモードオフロードコースには用意されていなかったのでなんですが。

オンロードからオフロードに路面状態が切り替わっても、走りの影響を受けにくいですね。
グラベルながらまるでシクロクロスの様に行ける……これが競技用グラベルの走りか……
クロモリの「NINER RLT9 STEEL」もそうだったけど、走行中の安定性が怖い位高いのですよ。
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③走りが綺麗
これカーボンフレームの良さが、モロに走りに出ていますね。走行感が実に綺麗。
なんて綺麗な走行感なんだろう……
路面からの強弱のある衝撃を「綺麗」に処理していくんですよ。
衝撃吸収性が高いと言えばそれまでですが、どんな路面状態においても衝撃吸収性を発揮してくれる点に驚かされました。

仮にオンロードだけの走行でも、実に綺麗な走行感を楽しめます。
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ちなみにこの試乗車は2019年モデルでフロントは15mm、リアは12mmのスルーアクスル規格。
タイヤは40mmまでクリアランスを確保。
(´・ω・`)やはりツーリングなどでの用途を考えて、フォーク部にもダボ穴が用意されていました。

2020年モデルの場合、フロントは12mmスルーアクスルにタイヤクリアランスは実に50mmまで拡大するそうです。
50mmって……
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④何に使えそう?
競技用グラベルロードではありまあすが、正にツーリングにそのままいけそう。
しかも、それなりに速度が出せる上に、身体的な負荷が相当少ないはず。
多少の路面状態が道路から外れたり、道なき道も気軽に突破出来るだけの走破性とコントロール性を備えていますね。
あえて言うならランドナーやツーリングモデルに、MTBの様な走破性を持たせた感じかな?
アルミモデルやクロモリにない、カーボンモデルのアドバンテージはスピード性かな。
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NINER RLT9 STEEL

RLT9シリーズにおけるスピード性に関しては
クロモリ→アルミ→カーボンの順に速かったですね。
やはりカーボンフレームモデルNiner RLT9 RDOのアドベンテージはスピード性になるか。
確かに速度はカーボンの方が楽に出せるし、走りが綺麗。
(´・ω・`)ただし、快適性や安定感、路面追従性はクロモリも負けていませんね。
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ツーリング性(巡行性)+スピード性が融合したグラベルモデルでした。
速度を維持する能力が実に高い点も◎

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ケーブルがインターナルになっていて、整然かつすっきりした印象。
フレームは競技性を重視したかのようなカラーデザインになっています。
とはいえ、角ばったフレーム形状はカーボンながら堅牢そのもの。
MTBブランドのフレームらしく、コントロール性が抜群だった。
ただ単にツーリング性があるだけではなく「速さ」も獲得したカーボンフレームなのは間違いない。
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BB PF30
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シートステー内側にマウントが隠されていた。
一見するとマウントが少ない様にみえますが、フレームの至る所に配置されている。
やはりツーリング性を視野に入れたカーボングラベルロードなんですね。
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(´・ω・`)Niner RLT9 RDOの試乗中、あまりに走りが楽なのでずっと乗っていたいという感覚に襲われた
これだけ路面状態やオフロード&オンロードコースを問わず、大らかな走りをしてくれると乗っているだけで快適。
ずっと体を預けていたい欲求に狩られてしまう、不思議な競技用グラベルロードでした。

Niner - RLT 9 RDO 2-Star Tiagra

2019年11月18日 トラックバック(-) コメント(-)

2020 Orro Terra C Adventure GRX600  遂に英国ブランドからShimano GRX600ワンバイ採用モデル登場!

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Orro Terra C Adventure GRX600 Road Bike (2020)
(´・ω・`)おお、遂にシマノグラベル専用コンポ「GRX600」を採用モデルが登場ですよ!

英国ブランドOrroの高強度フルカーボングラベルロード「Orro Terra C」の、ワンバイGRX600完成車!

新型カーボンファイバーフレームをグラベル向けに強度を強化Innegra繊維と呼ばれる高弾性ポリプロピレン繊維を、フレームに採用。英国最新性の高強度フルカーボングラベルモデルですが。
グラベル用コンポとタイヤを採用する方向性ですよ。

Shimano GRX600を採用した意味
荒れた路面や平地でもスピードを出す事が得意なフレームですので、どのような路面においてもスムーズな変速操作が可能なShimano GRX600を採用したいきさつがある様です。
舗装路だろうが、森の小道だろうが、走りの勢いを維持しながら確実に変速操作可能なShimano GRX600。
どの様な路面環境下でも速度を維持しつつ、確実な変速操作を重視した結果か。
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2020 Orro Terra C 8020 R700

元々Orro Terra Cはフレーム強度&耐久性を強化したグラベルモデルですが。
(BB下、チェーンステーとフォークブレードの内側にInnegraシールドを配置)

既にULTEGRA R8020系ディスクグループセットを採用した完成車「2020 Orro Terra C 8020 R700」が登場していましたが。
今回は待望のワンバイ仕様GRX600を採用した、完成車が出てきた訳ですよ。
(´・ω・`)GRXシリーズはMTB系コンポの様に、様々な地形地形においても、変速操作し易く強靭なコンポーネントです。
フレームも強靭、コンポーネントも強靭。
強度においては、かなり期待の持てるフルカーボングラベルロードではないかと。
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チェーンセット Shimano GRX600 40T
カセット Shimano GRX600 11-42

英国ブランドVitusのグラベルモデルはSRAM系コンポーネント(しかもワンバイ)で統一していますが。
英国Orroは逆に、シマノスペックを積極採用する路線。

Orro Terra Cシリーズは英国人向けアドベンチャーロードとして、ロードとグラベル両方に使える様に開発された経緯もあり。
ですのでコンポーネントはロードとしても、グラベルとしても使える様にロード用コンポーネントを採用する傾向にありました。
だから、ワンバイ仕様のOrro Terra Cは今まで出ていなかったのですよね。
しかし今回グラベル用コンポ―ネントが登場したことで、よりグラベルライディングに適した仕様になったのでは。
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ハンドルバー FSA Adventure Compact
ステム FSA Omega ST

ブレーキキャリパー Shifters: Shimano GRX600
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ブレーキタイプ 油圧ディスクブレーキ
ブレーキ  Shimano RX400 Hydraulic


海外のワンバイ仕様GRX600完成車でも、油圧ディスクブレーキにShimano RX400を持ってくる路線か。
日本国内のGRX600系ワンバイモデルは、油圧ディスクにRX400を組み合わせた場合が多いですが。
海外完成車でも同様の路線ですね……。
となると、リアディレーラーにSHIMANO RD-RX812を持ってくることになる???
(リアディレーラーの仕様については未確認)
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フォーク ORRO Terra C
タイヤ Hutchinson Overide 38c
Fulcrum R700 DBホイールセット


Orro Terra Cシリーズには、高品質のパーツが用意されている。
フルクラムホイールFulcrum R700 DBホイールセットを用意。
タイヤはフランスHutchinsonのグラベル用タイヤを用意。
Hutchinson Overideには、35Cセミスリックタイヤと、グリップ力に優れた 38Cタイヤがありますが。
今回はグリップ力を重視した38C路線。
コーナリングと下りにおけるグラベルライドをコントロールできます。

(´・ω・`)てか、コンポーネントだけではなく、タイヤもグラベル専用コンポーネントという訳か。
グラベル向けの荒れた地形条件下においても、快適性と強度面での信頼性を高めていますよね。

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フレーム  ORRO Terra C, Carbon with Innegra

フレームに路面からの衝撃保護機能「Innegra」を配置
特に高速性を意識した軽量カーボングラベルロードですので、路面からのダメージを防ぐ衝撃保護システムが用意されています。
Terra Cのタイヤクリアランスは最大42C。

Orroとしてはグラベルバイクの最も重要な機能の1つはタイヤクリアランスと考えている。
快適性を大幅に向上させ、なおかつ路面からの小石や破片が、フォークを通過する十分なスペースを確保。
フレームを損傷を防ぐ為のタイヤクリアランスだ。
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Terra Cには5kgのラック制限があります。
(ラックとマッドガードを使用する場合は、付属のボルトでのみ取り付ける形になる)


Terra Cは、英国グラベルロードらしく汎用性を考慮して設計されています。
(英国においては通勤通学用途にグラベルロードを使用するユーザーが多い為)
フロントとリアのマッドガードマウントを追加し、通年通勤に対応可能。
Terra Cにはフルカーボンながらリアキャリーアー用のマウントもあり、バイクパッキング仕様にすることもOK。
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シートポスト ORRO Alloy Setback
サドル  Prologo Kappa RS

Orro Terra C Adventure GRX600 Road Bike (2020)

2019年10月15日 トラックバック(-) コメント(-)

NINER RLT9 STEEL試乗体験インプレ Reynolds 853をグラベルに使用するとどんな走りをするのか??


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NINER RLT9 STEEL

Reynolds 853クロモリをフレームに使用した、グラベルロードNINER RLT9 STEELに試乗しました。
軽量かつ剛性重視のReynolds 853パイプを、グラベルに使用するとどんな走りをするのか??
クロモリ系グラベルモデルとは言っても、クロモリの材質が異なると走りに個性が出てくる点を確認しましたよ。



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今回試乗したNINER RLT9 STEELにはドロップ部がハの字に開いた、幅広のフレアバーが用意されていました。
(´・ω・`)これが、路面状態の悪い箇所やコーナーリングなどで機能。
実に安定していましてね。
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Niner RLT9 ALLOY(GRX600)
Niner RLT9 ALLOYに用意されていた物よりも、NINER RLT9 STEELの方がハンドル幅が幅広でしてね。
想像以上に、変化が激しいコースにおいてコントリール性を安定感が増していました。
個人的に悪路やMTBに近い使い方をグラベルロードでするなら、幅広サイズのフレアバーの方が使い勝手がいい印象。
(´・ω・`)荷物や重量物を積載しても、これだけ安定感があれば安心感がある。


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NINER RLT9 STEELのフロントフォークにはレースでの使用を目的としたカーボンフォーク「RDOフォーク」を採用。
軽量かつ高剛性を重視。
更にはテーパーヘッドチューブを採用した最新鋭のグラベル用クロモリフレーム


NINER RLT9 STEEL試乗体験インプレ
①路面追従性が強め。
クロモリらしく滑らかに走る点が印象に残っている。
クロモリながら軽量Reynolds 853やカーボンフォークを採用しているが、軽量性というよりは乗り心地の良さに貢献していた。
アルミモデルのNiner RLT9 ALLOYは、軽量性や軽快感が前面に出た走りをするが。
クロモリのNINER RLT9 STEELは、正にクロモリの特徴である快適性や路面追従性が前面に出ていた。

ただし、一言で路面追従性といってもかなり面白い。
グラベルロードらしく、路面状態が悪い箇所でも舐める様に走行する。
Reynolds 853が滑らかさを演出しながら(乗り心地はかなりいい!)、路面状態の変化を処理しながら走行していく。

これが英国レイノルズ853パイプの滑らかさか……
ハイエンド&競技性を意識したレイノルズ 631パイプは、クロモリ特有の重さが少なく「ふわり」とした乗り心地でしたが。
優雅な滑らかさが前面にでてくるんですね、レイノルズ853は。
ちょっと勉強になりました。
クロモリ系グラベルロードは、使用するパイプ、仕様、フレーム形状などモデル別に、まるで走りが違う……
(´・ω・`)しかし最近グラベル人気のおかげでクロモリ系モデルがまた増えつつある。
なんだか嬉しいな。
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②長距離&悪路に強い傾向。
(´・ω・`)悪路にかなり強そうな印象を受けました。フレアバーのハンドル幅が広いせいもありますが、走行中安定性が高い。
それ程無理なく、変化の激しいコースをこなしていきます。
やはりクロモリフレームらしく、疲労もたまりにくい。
フレーム自体長距離に使うのに、向いていそう。
軽量性よりも、走りの滑らかさを楽しむ為のグラベルロードなんですね。

そして、走りにパワー感もある。スピード性よりも、走破性を重視させたんじゃね?
15mmアクスル仕様のカーボンフォークだけではなく、リアアクスルにも142×12mmを採用。
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フロントはMTBブランドらしく15mmスルーアクスル仕様。
フォークにはダボ穴も用意されているので、ボトルケージ台座として使用可能。
ツーリングからバイクパッキングまで幅広く使用可能。
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クランクアームに105、リアディレーラーにアルテグラで組んだ1×11速仕様。
グラベル用コンポGRX600と比較すると、変速操作に軽快感があった。
ワンバイ1×11でも確実な変速感はGRX600の方が上。悪路で使用するならやはりグラベル用コンポの方が安定した変速操作が出来る。
シマノ系コンポGRXが登場してきましたが、米国系グラベルロード界ではこうやってロード系コンポやMTB系コンポを上手く組み合わせて遊んだりするそうな。

(´・ω・`)今回の様にロード用コンポで組むと、ワンバイといえど操作感がどころなくロード寄りになる印象。
緩い坂でしたが、割と適切なギア比が簡単に設定できたので、特にクロモリフレームとは言っても苦しいといった印象は無かったです。
ただ、急坂ではどうなるのか? 一度試してみたい気も。
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③NINER RLT9 STEELを何に使いたいか?
正にツーリングや普段使いにもってこいですね。
(´・ω・`)この安定感、くせになりそう。荷物を積んでくださいと言わんばかりの安定感。
多分そんじょそこいらの悪路など、ものともしないパワフルさもある。
滑らかさとパワー性が融合した走りが、いかにもMTB系ブランドが制作したグラベルロードっぽかった。

悪路や変化の激しいコースをスピーディー&スポーティーにこなすならクロモリよりも、Niner RLT9 ALLOYの方が向いていますね。
どうしてもスピード面においては、アルミ系グラベルロードやカーボン系グラベルロードの方が有利。
ただ乗り心地に優美さ、走破性、安定性などの面においてクロモリ系グラベルも負けていないですよ。
間違いなく、長距離やツーリング、過酷な悪路ならNINER RLT9 STEELだな。
Niner - RLT 9 RDO 2-Star Tiagra

2019年09月29日 トラックバック(-) コメント(-)

シマノグラベル用コンポーネントGRX600インプレ&レビュー  (試乗車Niner RLT9 ALLOY)


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フロントシングル FC-RX600-11-1

なんとシマノグラベル用コンポーネントSHIMANO GRXで組んだ、米国グラベルロードNiner RLT9に試乗しました。
シマノ初のグラベル用コンポ―ネントGRXのシングルワンバイ仕様ですよ!
MTBコンポーネント以外では、初ですね!

新登場のGRXで組んだアルミグラベルロードはどんな走りを見せるか?
興味津々で試乗していましたよ。
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Niner RLT9 ALLOY
頑丈で多用途な米国アルミグラベルモデル。
ハイドロフォームアロイフレームに独特の美しいデザインを施してありました。
デザインが、なんとなくインディアン風で良かった……
ミズタニ様によると、コンポーネントはGRX600をメインに組んであるとの説明でした。
いち早くGRX試乗車を用意してくるとは……。なんだか、謎の勢いを感じてしまいます。

ロード系コンポーネントで言うところの、105グレードあたりのグレードですね。
(´・ω・`)それでは、パーツ別の感想は以下の通り↓
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シフター ST-RX600
見ての通りレバーが平べったく、堅牢に出来ている。
エアロ性能よりも、悪路の際における確実な操作性を最重要視しているのか。
どんなに振動が来ても、指が安定している。快適というより確実。マットな感触で滑りにくい。

(´・ω・`)まるで、MTB系コンポをSTIで変速操作しているかのような頼もしさ。
えらく確実に、変速が決まっていく。振動や多少の悪路でも、変速は確実に行えた。
基本変速操作において、路面状態の変化による影響を受けにくい。
変速感は、105系とは別物ですね。
レースの為の軽快かつスピーディーな変速感とは完全に別物。
スピードを競う為のコンポーネントではないですね。
いかに悪路をこなすか? その為のレバー形状。
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ブレーキレバー BL-RX600
ワンバイ用に開発されたブレーキレバー。
フロントシングルなので左側は変速レバーを省略してある。
また落車などに備えて、多少内側に動く設計を施してあるそうだ。
握り易さ重視な上に、コーティングの様な物を施してあるので滑りにくい。
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フロントブレーキ BR-RX400-F
ディスクブレーキそのものは、スピードコントロール性よりも確実な制動力を重視してあった。
見た目コンパクトですが、相当強力な制動力です。

油圧105ディスクブレーキを、強化しているかのような印象を受けた。
精密なスピードコントロールを行う、油圧アルテグラやデュラエースグレードの油圧ディスクとは異なる。
制動力がしっかりと強力な分、ワイドなタイヤと相性が良さげ。
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リアディレーラー RD-RX812
カセットは11-42T
シャドーデザイン&ロングケージ仕様のRD-RX812。
登り下り、平地、連続したコーナーリングなど変化の激しい試乗コースでしたが。
ワンバイということもあり、即適度な変速段数を見つけやすい。ですので地形変化に強いドライブトレインかと。

変速感は「カ、カ、カ、カ、カ、カ」と実に確実に変速していく。
長距離にもいいかもしれないけど、MTBなどのダート向けのコースでの使用に適している印象。
(´・ω・`)やはり、MTB系コンポーネントを操作している錯覚に陥る。
105やアルテグラとは別物ですね。
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テンションプーリの歯の山を低く抑え、異物を噛みこむ事によるリア変速不良対策を打ってある。
(流石に試乗コースはお城の中のコースなので、路面に泥などの異物などは無かった)

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Niner RLT9 ALLOY(GRX600)について。試乗した感想
しっかりとした作りであるが、平地では軽い乗り心地。
主に平地においては、意外にも軽快な走りだった。
しかし、登りや溝がある悪路付近においては力強いパワフルな走行感を見せてくれる。
スチールフレームの様な路面追従性はなく、アルミフレームならではの軽快な走りを見せてくれるグラベルロードだ。
シマノGRX600で組んだ事から、操作面においてMTB感が強くなった印象を受ける。
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悪路をスピーディー&スポーティーにこなすならクロモリよりも、Niner RLT9 ALLOYの方が向いている。
特に難所や路面状態が悪化してくると、ロードとしての走りというよりもMTBの様な走行性能を見せてくれた。
やはり29インチMTBフレームを元に設計されただけはあるかと。
ただ、平地で速度を出す際は、MTBと言うよりロード寄りの走りを軽快にこなしてくれる。

(´・ω・`)少なくとも、走りにおける「重さ」とは無縁のアルミグラベルロードでした。
フロントに15mmスルーアクスル、リアに142×12mmスルーアクスルを採用。
悪路でも動き回れる機動力を持つので、相当楽しく乗れそうだ。
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トップキャップの形状がビールの蓋になっていた。
流石米国系。ビール系デザインとグラベルロードは相性がいいという事ですか。
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フォーク NinerフルカーボンRDOフォーク、ラックマウント付き、15 mm
ラックマウント付きなので、バイクパッキングなどにも対応可能。
ただ、荷物を積載する事によりNiner RLT9 ALLOYの機動性がどの程度影響受けるかは不明。
(´・ω・`)逆に言うと荷物を積載しなければ、実に軽快に動き回れるスポーツ系グラベルロードという印象を受けた。
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デザインが優美。グラベルロードとしてデザイン性が高い一台。
剛性と軽量化のために最適化されたフレーム。
確かに剛性もあるが、どちらかと言うと軽快性が強いグラベルロードだ。
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リアブレーキ BR-RX400-R

シマノグラベル用コンポーネントGRXとグラベルロードとの相性はどうだった?

基本平地においてはロード、悪路においてはMTBの様な走りをするグラベルロード。
環境の変化に対応し易い&確実な変速操作が可能なコンポーネントとしてSHIMANO GRXとの組み合わせは良かったですね。
悪路寄りのグラベルフレームに合わせて、ロード系コンポもよりMTB寄りになってくれたのかな。
そんな感想を持ちました。
変化が多い試乗コースでしたが、より悪路や悪環境でGRXが生きてくるのでは?
Niner - RLT 9 RDO 2-Star Tiagra

2019年09月27日 トラックバック(-) コメント(-)

Rondo Ruut CF Zeroグラベルロード    ShimanoXT Di2とUltegra Di2をミックスすることにより、Di2式ワンバイグラベルを作り上げてしまった


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Rondo Ruut CF Zero Gravel Bike
(´・ω・`)これはヤバい……な。
ポーランドバイクブランド「Rondo 」のフルカーボン&Di2仕様のグラベルロード「Rondo Ruut CF Zero」
なんとShimano XT Di2とUltegra Di2のコンポーネントをミックスすることにより、Di2式油圧1xバイクを作り上げてしまったのですよ。

ポーランドRondoは、カーボン製のグラベルモデルをRUUTシリーズに追加し、多目的型アドベンチャーモデルを作成。
ユニークな衝撃吸収システム機能を備えた軽量カーボンフレームをメインに構築され、軽快でスピーディーなワンバイShimano 11スピードドライブトレイン、パワフルな油圧ディスクブレーキ、高速回転するRondo X-Huntリムを装備。
あらゆる地形やトレイルでの迅速な移動と、乗り心地を重視しています……が。
ワンバイShimano 11スピードドライブトレインの仕様が、個人的にあまりに興味深いです。
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クランク FSA SL-K Light 40t 170mm(S), 172.5mm(M,L), 175mm (XL)
リアディレーラー Shimano XT RD-M8050 Di2
カセット  Shimano KCSM8000 11-42 11-Speed
シフター Shimano Ultegra Di2 ST-R8070

ああ、これの事か。
(´・ω・`)米国でMTBコンポとロード用コンポを組み合わせて、独自にやっているユーザーやブランドあるとかいう話を先日耳にしたのですが。
現在は新型シマノグラベル専用コンポGRX シリーズが出ていますが。
その前は、こうやってロードコンポとMTB系コンポを組み合わせてワンバイ化した訳か。
ちょっと興味深かったので、資料用に記事にしました。

Rondo Ruut CF Zeroはシフターに「Shimano Ultegra Di2 ST-R8070」、リアディレーラーに「Shimano XT RD-M8050 Di2」を組み合わせてDi2ワンバイ化を図った訳か。
シマノXT Di2電動MTBコンポーネントをこういう形で、ワンバイ化してグラベルロードに活用するとは……
どんな、操作感になるんだろう? 気になって仕方がない。
カセットに11-42T、フロントにシングルのFSA SL-K Light 40を用意し、幅広いギア比でオフロードアドベンチャーが可能。
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フルカーボンRondo Ruut CFシリーズの長所
①信じられないほど反応的で安定したハンドリング。
②カーボンフレームの快適さ。Rondo Ruut CFシリーズは、過酷な地形でも長時間乗ることが出来る。
③ロード&MTB用ホイールなど、さまざまなホイールサイズとタイヤサイズを使用可能。
(´・ω・`)海外では以上の3点が評価されていますが、個人的にMTBの可変ジオメトリーや、チェーンステー形状など。
上手くMTBの技術を、グラベルロードに応用していると思います。

Rondo Ruut CFシリーズにおけるカーボンフレームの特徴は「フレックスポイント」と呼ばれる滑らかな曲線を持った接合部を有していることです。見ての通りシートステイ、トップチューブ、シートチューブの接合部に大胆な曲線を描く加工が施されています。
長時間の外出で荒れたトラックやトレイルからの振動を取り除き、疲労を軽減し、コントロール性を向上。
カーボン成形により、斜めになったトップチューブがシートチューブの接合部を下げ、より高い柔軟性と乗り心地を実現している点が特徴。
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フレーム RUUT Flex Design EPS Carbon
ホイール  Rondo X Hunt 30 Carbon, DT Swiss 350 hubs
タイヤ Schwalbe G-One Allround 700c X 35

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フォーク Twintip Carbon
ブレーキ Shimano Ultegra BR-R805
可変ジオメトリ「TwinTipカーボンフォーク」を搭載。
Rondo Ruutシリーズの特徴であるTwinTipフォークが付いてきます。フォークでトレイル量を調整可能な機構を用意。

フォークアクスルの高さと位置を変更することにより、ジオメトリが変更される機能が実装されています。
ツーリングやシクロクロス競技、平地でのレーシングなど様々な目的に応じてパフォーマンスを発揮する能力があります。
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LO位置は、荒れた技術的な地形や、長距離&耐久系レースでも走行し、平坦な道でもツーリングをするのに最適なセットアップです。
つまりLOは平坦なだけではなく、悪路にも対応可能。

HI位置だとエアロポジションになり、バイクのヘッドアングルが急になります。滑らかな舗装路を高速で走行するのに適しています。
つまりHIは平坦な路面で、速度を出す場合に長けているのです。


(´・ω・`)この「可変式ジオメトリー」という概念は、MTBの技術が活用されているそうです。
やはりMTB系ブランドのRondoから誕生したドロップハンドルバーモデルならではの形状ですね。
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Rondo Ruut CF Zeroにおけるチェーンステー形状も、MTBの技術を活用してデザインされている。
全てののRondo Ruut には、ブレーキングでのねじれに対する剛性を確保する為にフロント15mmとリア12mmのスルーアクスル仕様。
またMTBホイールとの互換性を提供します。
(Rondo Ruutは700cと650bの両方のホイールと互換性があります)
公式では700×40C、650Bで2.1インチのタイヤクリアランスを確保。
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ハンドルバー Easton EC70 Ax 420mm(S), 440mm(M,L), 460mm(XL)
ステム  Rondo 80mm(S), 90mm(M), 100mm(L), 110mm(XL)
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タイヤはSchwalbe G-One Allround 700X 35C。
カーボンモデルのRondo Ruut CF Zeroは700×35Cサイズのタイヤではありますが。
スチールモデルのRondo Ruut STは700C x 43Cサイズを用意。

意図はスチールモデルの快適性を高める為に、よりボリュームのあるタイヤをRondo側は用意している。
(´・ω・`)カーボンモデルに関しては既にフレームで快適性を確保してあるので、700×35CサイズのタイヤでOKということか。

とはいえフルカーボングラベルモデルの「Cervelo ASPERO」でしたけど。
カーボンフレームに700×40Cタイヤの走りって、マイルドかつ安定感があって実に楽しいんですよね。
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BB Evo 386
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サドル  Fabric Scoop Flat Cr-Ti
シートポスト Rondo CF Seatpost 350 X 27.2mm

Rondo Ruut CFモデルの良さは、やはりMTBの技術をインストールしているので、砂利道やトレイルなどで生きてくるそうです。
非常に快適な乗り心地と剛性をうまく両立させたフレームで、なおかつ反応がいい。

Rondo Ruut CFモデルは長距離グラベルバイクになるように設計されていますが、より技術が要する悪路などの地形で走行する際に優位性を発揮するそうです。
オフロードのコースにおいても実に安定したバイクであり。岩場があったり、緩急のあるコース、タイトで曲がりくねったトラックでもその傾向が強い。ハンドリングにおいても、まるで違和感がない。
Rondo Ruut CF Zero Gravel Bike (2019)

2019年09月22日 トラックバック(-) コメント(-)