2019 ANCHOR RNC7 EQUIPE 試乗体験インプレ 7年前のRNC7 EQUIPEと品質を比較してみる! スポーツサイクルまったり選び

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2019 ANCHOR RNC7 EQUIPE 試乗体験インプレ 7年前のRNC7 EQUIPEと品質を比較してみる!

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2019 ANCHOR RNC7 EQUIPE
埼玉県上尾工場でハンドメイドで生産された国内生産made in Japanクロモリモデル、「ANCHOR RNC7 EQUIPE」に試乗しました。
(´・ω・`)ブリヂストンの社員さんに確認した所、2019年の現在においても埼玉県上尾工場で生産されているそうな。
今回埼玉県のイベントということで、特別に用意してくれたのだとか。
試乗する前、かなり緊張しました。
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RNC7 EQUIPEにはネオコットフレームを採用
RNC7 EQUIPEに採用されているネオコットフレームは、1990年代レース最速を目指していたクロモリだ。
実際に試作直後のネオコットフレームはバルセロナ五輪に投入。
当時アンカーチームの一員だった、鈴木雷太氏が駆っていた。
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NEO-COT=NEO Contour Optimization Theory「新形状最適化理論」
ネオコットフレームとは何か?
要はクロモリパイプの形状をコントロールすることで、走行性能を引き出す手法。
それにより軽量化と最高クラスの強度を確保。

なんとチューブ自体がラグ
だからこそヘッドチューブ周辺は、まるでエアロ形状の様な複雑な形状ですよね?
実はクロモリチューブ同士を接合させ、チューブ自体ラッパの様に広がりラグになっている訳です。
それによりクロモリながら軽量化にも成功しています。
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主に2つの技術がRNC7 EQUIPEに採用されています。
スピニングバテッド……パイプの厚みを調整するバテッド作業を、内側ではなく外側から行うことで、粘土をしごくかのように無段階に変化させられるというもの

バルジ成形……パイプ内を超高圧のオイルで満たし外の型に押し付け、形状を変える。パイプの端をラッパのように広げ、それ自体がパイプ同士をつなぐラグ形状ともなる

RNC7には特別にネオコットプロフェッショナル製法を採用
バルジ成形とスピニングバテッド技術を採用し、コスパ重視のTIG溶接は採用していません。
だからこそ、最小限のロウ付け溶接により熱劣化を抑えています。フレーム重量を抑え、走行性能を強化する為の特別手法といえますね。

特にトップチューブのクロモリパイプが丸くないという……1990年代初頭に、実はカーボンフレームに近い系形状をクロモリでやってのけていた訳です。
手法自体はアルミのハイドロフォーミング成型に近いかな?
なんでこの形状かというと、丸パイプのままだと、負荷が一部に集中してしまうからです。
だからこそ負荷を、分散させる効果が期待できます。
もちろん、BB部には独自ラグを採用。1990年当時の仕様も残してあります。
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ANCHOR RNC7 EQUIPE試乗体験インプレ

これは負荷が少ない走りですね! 「軽い」と表現してもいいけど。
強風化において実に滑らかな走りをしてくれますが。
快適性というよりは滑らかさがが前面に出ていますね。
抵抗感を削ぎ落し、徹底的に負荷を減らしている走行感。
それを「軽い」と言えばそれまでだけど。クロモリフレームならではの「重さ」「負荷」が感じられないのは確か。
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②トップギアで速度を出してみる。
お! さすがに元レーシング系クロモリだ! 踏み込むと流石に速い!
速度を抑制する重さや抵抗感が感じられない。
( ;゚ω゚)……しかし、驚いた事にストレートで速度を出しても「滑らかさ」「快適性」「高級感」が先行している……
どんだけ、高級な走りをするクロモリなんだ? これ?
巡行性能やスプリント性能、加速性、推進性が前面に出ている訳ではなく……負荷軽減性? と言えばいいのか? どこまでも、体への抵抗を激減させながら高級な走りを演出します。

負荷軽減性+高級感のある快適性

③追い風時、スピードを快適性がバックアップ!
(´・ω・`)追い風にかなり速度を出せたのですが。それでも高級感のある快適性がどこまでも前面に出てくる。
実は大変な強風下だったのですが、そんなに風が怖い感じがしませんでした。
ペダルの負荷が妙に少ないというか、快適なんですよね。
先程も言いましたが、「軽い」と言えばそれまでなんですが。
高速下でも、低速下でも変わらない走りを演出してくれるクロモリですよ。

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Fulcrum RACING SPORTの感想
ANCHOR RNC7 EQUIPEの試乗車には、アルミリムのクリンチャータイヤ用のFulcrum RACING SPORTが用意されていました。
ビアンキやニールプライドなどの完成車についてくるOEM専用ホイールですね。
(´・ω・`)よく完成車に付いてくるエントリーグレードのフルクラムホイールな訳ですが。
カタログに記載されている重量(P47参照)によると1892g。通常の完成車用ホイールは2000g程度の重量な訳だから。
それなりに軽くはあるのか。

Fulcrum Racing Quattroディスクと少し似た感想になるけど、ゼロ加速はそれ程軽くない。
ただ平地の走りに強いかな。他の完成車についてくるホイールよりは、それなりに良く回るし安定感はありますね。
なんとなくホイール自体から、金属感(かっちりした感じ)はあった。
特にホイールの重み自体は感じられなかったので、エントリーホイールとしてはましな方ですね。
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Fulcrum Racing (レーシング) 6 C17 ロードホイールセット
ちなみにFulcrum Racing6の重量は1760g。
Fulcrum RACING SPORTの重量1892gというのは、OEM品としては健闘していますね。
両ホイール共にレースやグレードUP用というよりは、普段使い用で良く回るホイールととらえていいと思います。
(´・ω・`)なるほどね、Fulcrum系ホイールとしてそれなりの品質は保たれていた訳ね。
ミドルグレード程度の完成車に、Fulcrum RACING SPORTが良くついてくるのも分かる気がする。
グレードUP用ホイールという訳ではないにしろ。
Fulcrum - Racing (レーシング) 6 C17 ロードホイールセット
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④7年前と比べて、ANCHOR RNC7 EQUIPEの走行性能は変化しているか?
実は2012年に、一度ANCHOR RNC7 EQUIPEに試乗した事があるのですが。
今回もかなり近い感想になりました。
もっとも2012年に試乗した時は、坂道が多かったですが。
下半身(脚)の負荷、上半身の負荷が異様に少なかったです。
高級感のある走りが、あの時も先行していましたね。
2012年モデルも2019年モデルも、クロモリならではの重みが無いという点も一致しています。
つまり、ANCHOR RNC7のネオコットフレームの品質は2019年現在も健在だと確信。

(´・ω・`)おそらく、作り手の方が同一人物か。もしくはネオコットフレームの技術伝承は、完璧に成功したのでは?
このクロモリフレームの乗り味は、ブリヂストンにしか出せないのは間違いない。
コルナゴやデローザのクロモリとは全然方向性が異なるが、高品質性という意味においては横一列に繋がっている。ある意味極め切ったクロモリにしか出せない走りだ。
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あ、そうだ。思い出した。
2012年モデルに試乗した際もそうでしたが、「そんなに速度は出ていないだろ?」と思ってスピードメーターを見たら、結構な速度だったのを思い出した。
案外レーシング系クロモリとしての走行性能を発揮していたのかもしれない。
だが、体感的に感じにくい。
快適性6:レーシング性能4というイメージ。

⑤脚力に自信が無い方にお勧めのクロモリ。
ANCHOR RNC7の脚力に対する負荷の少なさは長所と言うべきです。
ある意味あれだけの強風下でも、そんなにキツイ記憶が無かった。
軽負荷の走りが、どこまでも走りをバックアップしてくれますね。
金属質な滑らかな快適性と、軽負荷が入り交っています。

(´・ω・`)そういえば2012年モデルのクロモリながら坂道の登りに強かったし。
今回の2019年モデルも強風に強かった。
案外逆境というか、過酷な環境下に強いクロモリモデルなのかも。
なんで「なのかも」という表現になるかと言うと、過酷な状況を感じにくいクロモリフレームだからでもあるのですよ。
アンカー ロードバイク ANCHOR RNC7 EQUIPE

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2019年02月25日 トラックバック(-) コメント(-)