米国老舗MTBブランド「BREEZER」が挑んだグラベルロード BREEZER DOPPLER PRO +  スポーツサイクルまったり選び

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米国老舗MTBブランド「BREEZER」が挑んだグラベルロード BREEZER DOPPLER PRO + 

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BREEZER DOPPLER PRO +
ハブダイナモ・ダイナモランプ搭載
シフター Shimano Tiagra, 10-speed

(´・ω・`)なんとハブダイナモ式ライトと、ロードプラス対応のフルフェンダーがいきなり付いてくるロングツーリング向けの米国グラベルロードですよ。
製作はあの米国老舗MTBブランド「BREEZER」
見ての通り、バイクパッキングやツーリングでの用途を最重要視している、クロモリグラベルです。
なんというのか……MTBブランドが制作したグラベルだけあって、ブレーキ部やリアエンド部など所々にMTBなテイストが生かされています。
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Joe Breeze氏

BREEZER……MTB生みの親ゲイリーフィッシャー氏の、MTBフレーム制作を担当していたのがジョー・ブリーズ氏。
(元々はロードフレームビルダー)
そんな彼が立ち上げ1974年代に立ち上げたオフロード系ブランドが「BREEZER」で、現在創設40年を迎えている。

なんとスタート時、あの1940年代のSCHWINNバイクを改造してMTBを制作していたそうだ。
(´・ω・`)現在のMTBの創設者的な存在ですね。
40年間に渡りMTBやコミューターバイクの製作に携わってきたジョー ブリーズ氏が、キャリアの中で初めて挑んだグラベルロードがこのDOPPLERです。
彼の気合いの入り様は大変な物で、開発の為に一年間米国を離れ今までの経験を全てつぎ込んだフレームだそうです。
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フォーク Chromoly disc, 1 1/8”, rack / fender & side bottle mounts, 100×12
タイヤ WTB Horizon, 650×47mm Wire Bead
BREEZER DOPPLER PRO +は、フレームやフォークなど全てクロモリで統一。
見ての通りラックマウントや複数のボトルゲージ台座をツーリングの為に用意しています。

WTB HORIZONは、アルミフレームなら割とオフロードコースでも快速にこなしてくれるけど。
クロモリだとどうなるんだろう?
走破性そのものは確保できていると思いますが。
普通に山で使えそうな走破性だしな……
リムの直径が小さくなることでスポーク長も短縮できることから、重装備ツーリングや荒れた路面での走行に対して理想的なホイール剛性も確保している。
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ブレ-キ Tektro HY/RD, Hydraulic 160mm Rotor油圧 disc
ディスクブレーキはワイヤー引きタイプの油圧ディスクブレーキ。
(ワイヤー引きメカニカルディスクで、キャリパー内部は油圧仕様)

同じくロードプラス仕様&ディスク仕様(Shimano GRX 400)の2020 KONA ROVE NRB DLに試乗した時、感じましたが。
ロードプラス仕様&ディスクの組み合わせって、相当な制動力を稼いでいましたね。
基本路面状況が変化しても、油圧Shimano GRX 400なら制動力が安定していました。

ブレーキ操作に関して、路面状態をそれ程気にしなくていいのでストレスが少なくて済みます。
BREEZER DOPPLER PRO +の場合、重量物の運搬も想定しているので油圧ディスクを採用したという流れか。
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フレーム Breezer butted-chromoly steel, tapered head tube, BSA, 142×12 through-axle dropouts
MTB由来の強度と乗り心地を具現化したのが、このBREEZERクロモリフレーム。
製造工程における熱処理の手順まで一切の妥協せずこだわり抜いたクロモリフレームです。
特にこだわった点が、荷物などを積載しても安定感のある走りを重視。
こうして見て見ると、バイクパッキングに適したクリアランスも確保してある訳か。フレーム設計はより伝統的なジオメトリとなっています。
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フロントディレーラー Shimano Tiagra
クランク Oval 300, 48/32T
クランクが米国FUJIと同じく、Oval製クランクを採用。
(´・ω・`)あ、なんかこういう所が米国モデルっぽい。
しかもなんと最新のスーパーコンパクトクランク仕様!
コンパクトクランクより軽い32Tが採用されていますよ!

なんだかんだで、古参米国シュウィンの流れを汲むブランドでもあるし。
最近MTB系オフロードブランドが、グラベル人気のお蔭で活気が出てきましたね。

メインはティアグラで、ツーリングに焦点を当てたドライブトレイン構成になっている。
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シフト Shimano, HG500, 11-34 10-speed
変速 20段変速

APEX DISC MOUNT
リアブレーキキャリパーがチェーンステー上に取り付けられている点が特徴。
シートステーより径が太いチェーンステー上に位置することで、ディスクブレーキの制動力を確実に受け止める事が出来る。

シートステーに固定する必要がないので、シートステーは大体な曲線を描いていますね。
チェーンステーとシートステー間に、ブレーキキャリパーが配置されるので外部からの干渉からも保護する事にも繋がる。

BREEZE-IN DROPOUTS
1993年から採用されている「BREEZE-IN DROPOUTS」ドロップ形状はBREEZEがパイオニアである
BREEZE-IN DROPOUTSは標準的なドロップアウトの倍の剛性があり、重量は半分。
また、集合する2つのステーは限界までリアアクスル軸に近づけ伸ばすことができ、チューブ形状は限りなく理想の形状に保たれる。
変速のフィーリングやホイール交換の効率も向上できるMTBブランドの技術だ。
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サドル WTB Volt Comp 142×265, steel rail
サドルもMTB系パーツブランド「WTB」製。
ツーリングやグラベルでの使用を考え、クッション性を重視。

(´・ω・`)しかしPINARELLOなどのロードブランドがグラベルに挑むと、エアロロード風になりますが。
米国老舗MTBブランド「BREEZER」が挑むと、なんとロードプラス系ツーリング仕様になるのか……
グラベルって、ブランドごとの哲学やテイストがモロに出てきて面白いな。
BREEZER(ブリーザー) DOPPLER PRO+(ドップラープロプラス) クロスバイク・グラベルロード・シクロクロスバイク

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2019年12月29日 トラックバック(-) コメント(-)